只今、3時36分
部屋の電気はついたまま僕は眠りについたようです。
本日は、涙と共に目が覚めました。
都井岬神社を下り…延々と続く海岸を自宅へと戻る…途中でここへ来てはいけないという見知らぬおばさん
海には5〜6人の黒い影が出るその場所を抜け、たどり着いた実家…そこには彼と映った写真が色々と貼ってあって、それを見ていると
僕の名前を懐かしい声が呼んだ…
死んだ弟がそこに居たんですよ。
生きていれば彼は9月27日に33歳になるはずでした…
2016年12月6日 早朝、彼の時計は止まりました…止まった時のままの30歳の彼。
場所は実家のリビング…
あれだけ、【夢に出たらぶん殴ってやる】そう言ってた僕…
実際夢に出たら、何も言わずあの日と同じように泣きながら彼を抱きしめてた…
抱き合って二人で涙をながしてました。
彼は、泣きながら言った
【本当は生きたかった】
僕は生きてるのかな…君が見れなかった景色を見れてるのは確かだけど、
君はホントに満足だったのかな…
そんな事をずっと今まで考えてきた…
何か、心のつっかえ方モノが取れたように
【一緒に生きよう】
そう言い放って
不意に目が覚めました…
8月31日早朝、時刻は3時36分
僕は、生きよう
そう、改めて思うのです。